nisaにまつわる手数料

2017年9月12日

楽天証券の手数料制度を知る

楽天証券で取引口座を開設し、株や投資信託の取引を行う場合の手数料については、従来はワンショットコースというのがあり、株の現物取引について、約定金額10万までで139円から始まり約定金額の段階ごとに手数料が設定されていました。

しかし、その後超割コースという手数料体系が改定されて、現物取引については、ワンショットコースより割安であり、かつ、取引手数料の1%をポイントバックするという体系となりこちらの方がお得となっています。

しかし、少額投資非課税制度であるnisa口座を開設し、取引する場合、さらにお得な手数料体系となっています。
すなわち、株式の取引手数料及び国内ETF、REIT等の手数料については0円となっており、海外ETF(米国ETF、中国ETF、シンガポールETF)については買付手数料を全額キャッシュバックするという制度となっておりnisa以外の口座より優遇された手数料となっているのです。

また、投資信託についてもnisa以外の口座と同じ買付手数料で対応しているので、総合的に考えると楽天証券で取引を行う場合には、nisa口座を開設し各種商品の取引を行った方が取引手数料の観点から考えるとお得ということがいえます。

ただし、nisa口座は信用取引ができない点は留意しておくべきでしょう。

楽天証券の手数料コースの変更方法

このような楽天証券の手数料コースですが、nisa口座を開設してその口座内で取引を行う場合は、どの手数料コースを選択していたとしてもこのnisa口座の手数料ルールが適用されるのであまり気にする必要はありません。

しかし、nisa口座以外の場合は、自分の取引対象商品や取引頻度、トレードスタイル等に鑑みてどの手数料コースが一番お得かを検討してみて、現状では不適切という場合もあるでしょう。
その際には、手数料コースを変更することが可能です。
手数料コースの変更方法については、楽天証券のサイトから自分の口座にログインしたうえで、上のタグの設定・変更をクリックして、そこで表示される手数料コースの確認・変更をクリックしていくとサイト上で変更手続きができます。

この手数料コースの変更については、営業日の15:30分までに手続きを済ませると翌営業日から変更後の手数料で取引が可能となります。
スピーディーな対応といえるでしょう。

しかし、執行中の注文がある場合には変更ができないのでいったん執行中の注文を取り消して手数料を変更した後に再度注文する必要がある点には留意しておきましょう。

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