楽天証券のキャンペーン
楽天証券では、ポイントプログラムとして取引やキャンペーンの利用等によりポイントが付与されています。
このポイントの貯め方については株式取引に係る手数料や投資信託商品の購入手数料について、その手数料金額を1%バックするというものがあります。
例えば手数料が300円とすると3円相当のポイントがバックされるということになります。
さらに投資信託については、月末の投資信託商品の残高に応じてポイントがバックされる投資信託資産形成ポイントがあります。
例えば50万円の残高を保有している場合、毎月50ポイントが付与されるという仕組みがあります。
また、FX等の取引など幅広い商品について取引する場合は、楽天銀行に口座を開設し、マネーブリッジに申し込んでハッピープログラムにエントリーすることでFX取引や個人向け国債の購入についてもポイントが付与されるという仕組みを活用できます。
このポイントの付与については、楽天証券ポイントコースと楽天スーパーポイントコースと2種類あり、楽天市場での商品購入を使途として考える場合はスーパーポイントで、投資信託の購入原資として活用することを考える場合は証券ポイントで付与を受けることとなっていました。
楽天証券の商品をポイントで購入
このようなポイントの住み分けがされていたことから、証券取引等で生じるポイントを楽天証券ポイントとして取得し、投資信託購入原資とすることはできていました。
しかし、楽天市場での取引等で獲得した楽天スーパーポイントを投資信託購入の原資に活用することはできませんでした。
証券取引等で生じるポイントを楽天スーパーポイントとして楽天市場等で利用できるのに対し、楽天スーパーポイントを投資信託購入に活用することは認められていなかったのです。
しかし、2017年8月26日以降、楽天スーパーポイントを楽天証券ポイントに変換するということを認める制度により、楽天スーパーポイントで投資信託の購入が可能となりました。
楽天証券における投資の原資として楽天スーパーポイントの活用が可能となったのです。
ただし、特定のキャンペーンで付与される期間限定の楽天スーパーポイントについては、投資信託購入原資とすることは認められていないので注意する必要があります。
この仕組みであれば、楽天市場で楽天カードを利用するなどして最大7倍まで積み上げた楽天スーパーポイントで投信商品を購入してさらに配当等で資産価値を増やしていくという戦略が描けることとなります。